これまでずっと
布のもの、布のことを身近に感じて暮らしてきました
ある日
こぎん刺しに出会って
美しく、愛らしい文様が装飾の役割だけではなく
その布で暮らすための 強さやあたたかさを補う術であると知ったとき
大きく 心が揺さぶられました
私にとって、その手仕事の意味を
そのまま写しとり製作することは易いことではありませんが
以来、その振動を、いつもどこかに感じながら
[作ること] を考えています
松島曜子 (東京生まれ)
遠い昔の話ですが・・・
大学で服装デザインを学び、紡績会社勤務時代に服と服地のできるまでを知りました。